ご自身で行えるエクササイズの指導も併せて行います。

当院では施術後に自身で行えるエクササイズ方法の指導も行っております。「皮膚調整」「関節調整」「テーピング」のインストラクター資格を保有している施術者自身で指導させて頂きます。

指導する内容は基本的にストレッチやマッサージとは違った手技となっております。

ストレッチの効果とは?

基本的にストレッチやマッサージは筋肉を休めるために生まれた手技となっており、Ⅰb抑制といって筋肉の中に存在する筋紡錘といった器官が「筋肉が引き伸ばされた!緩まないと!」といった反応によりγ運動神経から刺激が送られ緩むようにできております。しかし、この時生理学的な反応としてα-γ連関といった機能が働きます。これは「γが抑制されるのであればαも休む!」といった反応です。α運動神経は「運動」に関わる神経のため、簡単にいってしまうと「力が入らない」といった状態にします。そうすることでγ運動神経が働きやすくなり、動く範囲が広がるといった効果を得ることができます。

ストレッチの弊害

しかしここで問題が発生します。動く範囲は「増えた」けど力が「減った」状態が、ストレッチやマッサージをすることで作られてしまいます。もちろん一概にストレッチやマッサージが全てダメといったことではありません。しかし痛みが起こるほどの伸張運動は生理学的な反応としては明らかにパフォーマンスが低下します。

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そのため、近年のスポーツ医学では「運動前の静的ストレッチは控えるべき」としています。

参考文献「Strething and its Effects on Recovery:A Review」

また、脳卒中患者における拘縮治療に対しても効果を認めないことをシステマティックレビューでも発表されています。

参考文献「Stretch for the treatment and prevention of contracture:an abridged republication of a Cochrane Systematic Review」

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よって当院では、

①痛みがなく

②運動範囲が増える

③筋出力が向上する

④時間のかからない

自己調整方法を指導させて頂いております。

ご希望の方は是非ご要望下さい。